毎年楽しみな年越し蕎麦|地元の郷土料理、蕎麦米雑炊

私の実家では昔蕎麦の実を植え、それをそば粉にして年末の年越し蕎麦にはそのそば粉を利用して作っていました。現在は蕎麦の実は植えていませんが、そば粉を買ってきて今でも年末には年越し蕎麦を手打ちで作っています。私が小さい頃は年末年始には親戚が沢山帰って来ていました。その当時は父と母は働きに出ていたので、私の祖母がお蕎麦を伸ばし、うち粉にまみれながら皆に美味しいお蕎麦を食べさせてあげようと頑張っていたのを今でも覚えています。ある時から父と母がお蕎麦を作るようになりました。水の分量など祖母に確認しながらの作業だったと思います。お蕎麦を伸ばし、切る段階でもお蕎麦の太さが均一にならないと苦戦していました。子供の頃には何となく眺めていただけで特に苦労もなく作っているように見えましたが、大人になって見てみると伸ばす厚さも太さも均一にするのは本当に難しそうだなと感じます。子供の頃から当たり前のように年末には食べてきましたが、こんなに苦労しながら作ってくれていたのだなと改めて実感しました。毎年この手作りのお蕎麦を食べているのですが、毎回お蕎麦の麺は太かったり細かったりしています。だけどそれを見るのも味わうのも私の中ではお気に入りの楽しみになっています。市販のお蕎麦とは違い麺が少しざらざらしていて、麺もすぐに切れる感じなのですが、それが私にとってはとても美味しく毎年主人の実家にも分けてもらって持って行くようにしています。主人の実家の両親も昔ながらのお蕎麦だなと毎年美味しいと言ってくれています。父と母の作ったお蕎麦が私の中で一番のお蕎麦です。


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